レーシックの専門業者
女性たちが背伸びして頑張って高級品を買うことをやめてしまったが、バブル経済が崩壊したからといって、一般OLのサイフが急にカラッポになったわけではない。
熱病からさめるように、高級ブランドへの興味が冷えてしまっただけである。
ノーマルな状態に戻ったに過ぎない。
日本社会の階級化は進まないもっとも日本社会もこれからある意味での階層化は起こるだろう。
資産格差はひろがっている。
若い夫婦が高級レストランや高級ホテルに行き、高級車に乗り、いい家に住んでいたりする。
そのほとんどは親の金である。
完全に階級化で、機会平等の社会ということはなくなった。
土地の問題で、持てる人と持てない人との差がはっきりした。
さらに、長男長女の時代になっていて、子供を1人しかつくらないから、二代目、3代目の財産はどんどん膨らんでいく。
親が金持ちなら、子も金持ちということになる。
しかし、それでも階級文化は生まれないだろう。
長男、長女世代は、たまたま思わぬ金が転がり込んだに過ぎない。
金持ちの息子、娘を見ても、われわれ庶民と同じことをしゃべっている。
同じ顔をしている。
ブルジョワ的趣味とか貴族的な教育を受けているわけではない。
新幹線でも、グリーン車に乗ってみると、若い夫婦が意外に多いことに驚く。
飛行機のスーパーシートもそうだ。
しかし、彼らのマナーがいいかというと、そうでもない。
むしろエコノミークラスの若夫婦より行儀が悪い。
それが、3代目まで続けば、ブルジョワになれるかもしれないが、日本には厳しい相続税があるからこれも難しい。
この税金の壁を抜ける最大の方法が世襲制であり、いま政財界でも二世、3世がずいぷんと増えている。
息子に社長を譲る、息子に代議士を譲る、息子に病院を継がせる。
この職業地位ポストの相続は税金がかからない。
過保護でいい気分のひ弱なジュニアがふえているが、彼らにブルジョワ文化をつくるエネルギーがあるだろうか。
どう見ても日本はプチブルの国である。
プチブルの豊かさといってもハイの方であり、その豊かさをごく短期間で実現したのは日本だけだ。
そして、庶民がどんどんブルジョワの牙城に果敢に攻め込んでいく。
例えば、ニューヨークにプラザというホテルがある。
パリにはリッツがある。
現地の庶民は絶対に入らない。
そもそものぞいて見たいという好奇心さえ持っていない。
ところが日本人は、帝国ホテルであろうが何であろうが、みんな大きな顔をして入り、平等の権利を要求している。
だから、帝国ホテルに入るためにはどうすべきかというマナーなどない。
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